2009年12月17日

物思いにふけってしまいます。

2003年の日本音楽コンクールで1位を獲得したチェリスト、

遠藤真理さんのデビューアルバム『ジャクリーヌの涙 』

物思いにふけってしまいます。



このCDを聴いていると、厳しかった過去の出来事、

若いころ傷つけてしまった人のこと等々‥‥‥‥

物思いにふけってしまいます。



正直なところ、あまり期待せずに購入したのですが、

とても好ましい録音と相まって、心に染み入る演奏です。

聞き始めた途端に、素直に凄いと思いました。

完璧な音と演奏。

これが演奏というもの。

こんな綺麗な曲だったのかという感動が味わえました。

有名な演奏家の最高の演奏に匹敵するのではないでしょうか?

滅多に無い演奏のレベルだと思います。



『ジャクリーヌの涙』に感動して、後に発売された

『サリー・ガーデン―チェロフェイバリッツ』も購入しました。

遠藤真理さんの音は、優しいのだけれど、なぜか力強さを感じる

演奏で、「心」のある音が体に響いてきます。

『ジャクリーヌの涙』を聴いてから

『サリー・ガーデン―チェロフェイバリッツ』を聴くと

彼女の素晴らしさがとても良くわかると思います。


Posted by クラシック初心者 at 12:54 │チェリスト